~多世代交流会に参加された大学1年生からの感想文を紹介させて頂きます。 ~

12月の多世代交流会で私が感じたことは、社会人の方々は、富山を自ら活気づけようとするパワーがあるということです。

このことは私が4月に大学入学したと同時に富山に来た時からうすうす感じていたことでしたが、この日それが確信になりました。

確かに日本全国各地で社会人によるセミナーや町おこし等は行われているため、富山に限ったことではないかもしれませんが、私が自分の目で見て、耳で聞いた、富山の人たちの元気さや、気持ちの若さには衝撃を受けました。

この日私は、富山応援隊の方にお話を聞きました。Aさんは、富山応援隊は発足した時から活動しており、

普段は清掃活動や地域の魅力発見のためのリサーチをしているそうです。

Aさんが活動する理由は、

  1. 富山の県内外からの低評価を払拭すること
  2. 富山の魅力を再発見し、「どこにもないちゃ」から「こんなのあるんだ!」という変化を生むこと。

でした。

また、地元の大農家であるBさんは、農家であるという特性上、外部の人達との関わりがうすく、コミュニケーションが取りにくかったため、「人と話したい!」という思いから入隊を決めたそうです。今では共通の趣味の友人ができ、一緒にコンサートに行くほどの仲になったそうです。

 

2人の思いは全く違うものですが、共通しているのは、「思いを行動にする力」だと思います。社会人になっても仕事と家庭(もしくは私生活)以外のサードプレイスを持たんとするパワフルさや勇気は素晴らしいものだと思いました。

また、多種多様な人々が集まって、1つのことに取り組むことは、まるで部活やサークルのようでとても魅力的だと思いました。

大人になっても夢や目標を持って活動することをあきらめなくていいんだと思うと元気が出ました。そういった富山の人達の取組や成果、パワーや意志が街に表れているのだと思います。

富山大学1年 秋元結羽