8月5日(日) 10時~

【富山市公募提案型事業】清掃活動で富山の魅力を再発見!セミナー《観光おもてなし編》に参加しました。

富山県 観光・交通・地域振興局観光振興室 栗林様を講師としてお迎えして

県の行なっている『新・富山県観光振興戦略プラン』についてお話を頂きました。

県、市町村、県観光連盟、市町村観光協会、観光事業者、民間事業者、県民等が一体となって

観光振興施策の総合的かつ戦略的な推進を図る・・・と書くと難しくなってしまうのですが、

いち県民として私たちに何ができるのか?ということを、様々なデータが掲載されている資料や

富山おもてなしハンドブックをもとに大変わかりやすく話して頂きました。

やさしくて真面目。何事にも一生懸命。責任感が強くて欲がない。

そんな富山県民の、ちょっと不器用でまっすぐ過ぎる県民性が、ときにお客様を戸惑わせ、誤解を招いていることも・・・。

(※富山おもてなしハンドブックより)

「あんたこんなとこに何しに来たが?何もないっちゃ。

「富山のいいところを教えて下さい。」と、言われた時に、

県民が言ってしまいがちな言葉「何もないちゃ。」

この何もないっちゃは、NGワード!謙遜のつもりなのかも知れませんが、

これではせっかくの観光気分が台無しになってしまいます。

本気で何もないと思っているなら、「来てくれてありがとう!」と伝えたほうが好印象ですよね。

 

また、自分たちにとっては見慣れた日本海や立山も、観光客にとっては大切な非日常の風景ですから

「きれいですね~」と、言われたら、「あたりまえ(=普通の風景)やちゃ。」(NGワード)ではなく、

「ありがたいことながです。今はこう見えてますが、季節が変わると、また表情が違うがです。」

くらいのことを言えるようにしたいものです。

旅の評価は人の評価・・・旅行の印象の大半は、そこで出会った人の対応で決まります。

先ずは自分に出来ることから。

観光客の方から話しかけられたら、道案内でも、美味しいお店情報でも、

自分が持っている情報をにこやかに、全力でお伝えすること。

仮にお相手が海外の方だったとして、言葉は通じなくても、地図を書いたり、

身振り手振りを交えて説明したりすれば、気持ち(一生懸命さ)は通じますからね♪

 

観光地として、国内外の観光客から「もう一度行きたい」というお言葉を頂けるように、

県民みな観光親善大使のつもりで、観光客をお迎えできるようにしたいものです。

富山県 観光・交通・地域振興局観光振興室  栗林様、大変解りやすいお話をありがとうございました。

こうして考えてみると、

富山応援隊の活動「清掃活動で地域の魅力を再発見!」に参加して観光地周辺の清掃をすることは、

観光客の方々にキレイな富山を印象付けて帰ってもらえるし、

参加者ひとりひとりの手持ちの観光情報量・・・「富山力」「おもてなし力」を

上げることにもなって、少しづつではあるけれど確実に成果を上げているのではないかな?

と思いました。

これからも、無理をせずに 楽しみながら、息の長い活動を続けて行きたいと思います!