ネッツトヨタ富山の取り組みは、地域や社員一人ひとりまでにも目を向けていた。
富山市東新庄のあたり、41号線沿いを通勤や通学で朝通る方は、ご覧になったこともあるでしょう。平日の朝、勤務時間よりも前に41号線沿いの歩道をポリ袋とトングを持った人たちがずらずらと歩いています。
実は、この方々はネッツトヨタ富山(本店)の社員の方々。朝の朝礼前に集合し、社員総出で41号線沿い。またその裏手の歩道を清掃しています。今回は、特別に私も参加をしてきました!
「よし、たくさんゴミを拾うぞ!」と意気込んで清掃活動に参加したはいいものの…
全然ゴミが拾えませんでした…。すでに、この取り組みは10数年前からネッツトヨタ富山で行われており、何十回、何百回…と清掃を行われているため、今やネッツトヨタ富山の周りではなかなかゴミを拾えないのです。
今回のレポートでは、この清掃活動を続けているネッツトヨタ富山 代表取締役社長の笹山さんにお話を伺いました。ネッツトヨタ富山は、ペンギンマークで富山でも馴染みのある自動車販売店です。自動車と清掃活動…どんな繋がりがあるのでしょうか。
CSR活動。企業が社会的責任として行う活動のことです。ネッツトヨタ富山では、この活動の一環として地域清掃を行い、企業が立地している地域にも貢献をしたいとのことでした。ここ数年では、地域清掃とイベントのように開催して参加特典などにネッツトヨタ富山オリジナルのトングや軍手を配布もしているそう!
また、ネッツトヨタ富山ではこの清掃活動以外にも、いろんな方法で地域に関わりを持たれています。魚津水族館での活動では、水槽の清掃をお手伝いしたり、バックヤードツアーと題して子どもたちの向けのイベントを開催したりしています。また社内での取り組みは、地域だけではなく社員にも目を向けたものがありました。
昨年からネッツトヨタ富山では、社員から人材育成の目的も兼ねて、地域のためになるCSR活動を社員が考える仕組みを運用されています。実際に、社員からの提案に予算を割り振り実現までプロジェクトを進めていくそう。今後、どのような提案がされるか楽しみですね。