別山から真砂岳、富士の折立、大汝へ
今回このルートを決めたのは、通常は、室堂、一の越、雄山、大汝、富士の折立、大走り、雷鳥沢から室堂と言う反時計回りで日帰りと言うルートが一般的なのですが、遅足の私には無理!
よく足が攣るのでペースが掴めないので、一度、劔御前小舎に宿泊して、標高2700mまで登っておけば、縦走しても雄山は3003mなので標高差300mなら、いくら登りに弱い私でもなんとかなるだろ…と言う安易な考えでこのルートを選んだ。
でも、実際に歩いて見ると、まず、別山から急に100m下る。その後真砂岳までまた登る。その後、まだ下り、富士の折立がまたまた急な登り坂!
足が攣りそうになる気配がしたら、薬を飲み、治ったら歩く。
また攣りそうになったら、豆類を食べたり、ポカリを飲んだり、薬を飲んだりの騙し騙し、休み休み行くと言う…なんともはや、情け無い道中で、やっとなんとか休憩所までたどり着く。
かなり余裕を持った計画だけど、それをオーバーするペース。
富士の折立は岩がゴツゴツしていて段差がキツくてこれが足にきた!
エスケープルートもないので、ただひたすらに前に進むだけと言う状況。
幸い、お天気は最高の秋晴れで、後ろ立山からその後ろの山々も望めて、山梨の八ヶ岳と思われる山並みとかも見えた。
もちろん唐松岳とか五竜岳とか槍ヶ岳…まだ分からない山ばかりがたくさん連なっていた。
別山から降りて真砂岳につながる道
この方面は五竜岳や唐松岳が見えるはず
真ん中左が別山。ここから歩いてきたんだなぁ
まだまだ尾根歩きは続く
交差するのに気を使う。
富山の街の方が見える
真砂岳のピークに寄る気力がない。とにかく先へ
稜線でなくて、斜面を歩く。意外とアップダウンがなくて助かる
アリャー、靴先が怪しい。アロンアルファで接着しておいたのに。
私と同じように一服中
まだまだ影が長い
大日岳にやっと日が当たり出した
真砂岳から富士の折立まではまた下って登り。 しかも最後が崖。それまでも馬の背で、どちらかに倒れたら滑落しそうなのでヘルメット着用
ここはただの分岐点らしい。
またまた、馬の背みたいな所を歩く
道標。なんだかよく読めないから、ドウヒヨウもない。 …おやじギャグが思い浮かぶ程度には元気!

立山縦走⑤に続く