〜 無理なく、気持ちよく。やさしさがめぐる活動のために 〜
7月。日差しがまぶしく、海やまちに笑顔があふれる季節です。
清掃活動や自然保全など、多くのボランティア団体や地域の有志によって、地域を思う活動が富山各地で行われています。
こうした活動が広がる中で、ともに考えたいことがあります。
⚠️ 参加者を守れない“無責任な主催者”が増えています
- ☀️ 熱中症で救急搬送 → 治療費は自己負担
- 🩹 ビーチのガラス片で足を切る → 保険未加入で治療費全額を参加者が負担
- 😡 「自己責任」として主催者が取り合わず
とくに、安全への配慮が足りないことで、参加者が思わぬけがを負うケースが起きています。
海岸や空き地などの現場では、ガラス片や鋭利な破片が落ちていることも少なくありません。
主催者の準備不足ひとつで、「参加してよかった」は「もう二度と参加したくない」になってしまうのです。
善意で集まった人を傷つけるような活動であってはなりません。
「ボランティアだから仕方ない」とは、もう言えません。
🧭 “もしも”への備えが、やさしさを守ります
ボランティアは、誰かのためだけでなく、参加する一人ひとりを大切にする時間でもあります。
主催者には:
- 安全への配慮
- 活動内容の丁寧な説明
- 活動保険や暑さ対策の準備
参加者にも:
- 体調管理や水分補給
- 動きやすく安全な服装
- 自分を守るちょっとした心がけ
こうした備えは、おたがいの信頼を育む土台になります。
また、個人のボランティア活動保険の加入は義務ではありませんが、自分自身を守る備えとして活用している方も増えています。
万が一に備えることで、知っているだけでも安心につながります。
🤝 「ありがとう」と「無理せんでね」が言い合える場を
やさしさが自然に巡る場所。
そんな空気のある活動こそが、「また参加したい」に続いていきます。
🪧 最後に
「知らなかった」では済まないことが、すでに起きています。
だからこそ、一人ひとりの思いやりが、安心できる活動を支えていきます。
まるごとTOYAMAは、これからも
誰もが気持ちよく参加できるボランティアの場を、みなさんと一緒につくっていきます。