市民が育てる減災文化の第一歩!をみんなで始めてみませんか。
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「減災実践準備室(仮)」では、災害への備えを“暮らしの中で続けられる減災”という視点から考えています。
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本来、防災と減災を厳密に分ける必要はありません。
防災という大きなくくりの中に、日常の工夫としての減災が含まれている、と私は考えます。
ただ、ここではみんなにわかりやすく次のように整理してお伝えしています。
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防災:行政が行うインフラ整備、耐震化、避難訓練など“仕組みの備え”
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減災:暮らしの中で誰でもできる小さな備え。
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家具の転倒防止、落下対策、生活動線の確保、備蓄の見直しなど、日々の工夫で“被害を少しでも減らす”取り組み
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災害は完全には防げません。だからこそ、日常にある“小さな減災”を積み重ね、地域の人と一緒に備えていくことを大切にしています。
そのとき私たちが重視するのは、資格や肩書きよりも地域に寄り添う姿勢です。
防災士だからと安心しすぎて住民の声を聞かなくなったり、指導的な立場を強調しすぎれば、地域の信頼を損ねてしまいます。
知識を暮らしに合わせて活かし、人とつながりながら“共に備える姿勢”こそ、減災の実践を支える一番の土台だと考えています。
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※そして今回の「減災実践準備室(仮)」にも、人のつながりを大切にし、地域を思って行動する多くの防災士も参加しています。
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令和6年能登半島地震では、富山市内の住宅にも深刻な被害が発生しました。
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もし日頃から減災対策を講じていれば、被害を軽減できたでしょう。
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令和6年能登半島地震の緊急災害ボランティア活動を通じて、現場での気づきをもとに作成した資料です。
まだ未完成ですが、これを土台に、実用的でわかりやすい減災対策をみんなで整理し、情報共有していきましょう。
防災はもちろん重要ですが、災害の被害を減らす「減災」の視点も、各家庭で欠かせない備えです。
日常の中でできることを、みんなで一緒に形にしていきましょう。
防災減災セミナー資料
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