2017年11月5日(日) 10時

第1部清掃活動の後は

北陸新幹線・黒部宇奈月温泉駅から程近い 北陸の銀閣と称される「松桜閣」を見学してお抹茶を頂きました

復元された松桜閣(しょうおうかく)は、もともと初代富山県知事(着任当時は県令)の国重正文氏の住まいとして、明治16年(1883)に建てられたそう。

当初は富山市奥田にあったものを、国重氏が転任した後、空き家になっていた建物を、黒部の豪農・西田収三氏が買い取って

現在の場所に移築したものだとか。

京風の数寄屋建築で、細い柱や低い天井が特徴的な建物です。

 

余計なものを削ぎ落とした造りのなかに、研ぎ澄まされた美意識を感じます。

岩瀬の森家もそうでしたが、壁が少なく、障子戸の向こうには広いお庭を見渡すことができて、とっても開放的。

東側に広がるお庭と建物が一体となって、風情を醸し出しています。

「松桜閣」という名前も、最初お庭に植えられていた松と桜にちなんで付けられたものだそう。

お庭にはアカマツを中心とした樹木が茂り、季節の花々も咲いています。

次回は是非5月のツツジの時期にお邪魔したいものです

このようにケンミンが知らない(知っていても訪れたことがない)名所が県内には沢山あるんですよ。

そんな名所を少しずつ紹介して行きたいと思います。